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イーモバイル商法の問題点と行政指導、WiMAX2.1との比較

イーモバイル商法に赤信号が出ています。

LTEの広告表示で消費者庁がイー・アクセスに措置命令、総務省も行政指導

消費者庁は2012年11月15日、イー・アクセスに対して景品表示法に基づく措置命令。
　イー・アクセスの広告で、「通信速度最大75Mbps」「東名阪主要都市人口カバー率99％（2012年6月予定）」
実際に東名阪地域で75Mbpsの最大通信速度に対応する基地局は、
6月末時点で東京都に7局が開設されているだけ、
これが「一般消費者に対し、実際のものよりも著しく優良であると示すものであり、景品表示法に違反するものである」

LTE端末「Pocket WiFi LTE（GL01P）」「Pocket WiFi LTE（GL02P）」は、
端末の性能が、下り最大30Mbpsの通信速度。
※2013年2月をメドにUSBモデム機能で、30Mbps以上の速度での利用可能に


「実際に東名阪地域で75Mbpsの最大通信速度に対応する基地局は、
6月末時点で東京都に7局が開設されているだけ」
とありますが、この文章に抜けているのは、
75Mbpsのエリアは全基地局数の１％以下で、ほとんどは37.5Mのエリアです。

msn産経ニュース：消費者庁、イー・アクセスに注意喚起　ＬＴＥ速度広告「誤解与える」
（２０１２年９月２９日）

イー・モバイルの運営会社であるイー・アクセスが、消費者庁から注意されました。
高速通信サービス「ＬＴＥ」の速度に関する広告について、
消費者庁から景品表示法違反につながる恐れがあるとして、注意喚起を受けていたというのです。

広告では、「最大毎秒７５メガビット」と大きく表示。しかし、「全ての地域でこの速度が出るわけではない」などの注釈の文字のサイズが小さい状態だったと言います。


通信契約セットのパソコンを購入する場合は、通信契約の内容も十分に確認を！
イー･モバイルの通信契約セットでのパソコン販売、
「通信契約の解約時の契約解除料等をより分かりやすく説明する。」
＜消費者機構日本（COJ）＞


実際に、知人数人がイーモバイルLTEを使っているのですが
最近、首都圏では不安定で、従来のサービスのG4に切り替えた方が速いそうです。
帯域幅15Mhzのうち、G4に10Mhz、LTEには5Mhzしか割り当てられず
近隣の基地局との干渉もあるため、不安定なのはしかたがない処。

では、せっかく買ったのに最大3.8万円の解約金を払わずに解約する方法はないのでしょうか？






ここで問題になるのは、
契約にあたって、「不実の告知」という虚偽説明です。

100Mの光回線だと、９割が実測20M以上（規格上の2割）
50MのADSLで伝送損失が20dB以下なら、９割以上が実測10M以上（規格上の2割）
75Mや100Mを宣伝しているイーモバイルやソフトバンクの場合、
実測は、15M以上出るケースは、おそらく1割程度で、ほとんどが３〜７M程度

★実は、イー・モバイルは、2週間以内なら解約可能です。
　販売店に申し出て、早めに手続してください。

★楽天スーパーWiFiは、
　イー・モバイルが、ライバルのソフトバンク（Yahoo!)の傘下になったことにより
　販売が縮小になる模様ですが、現在もキャンペーンをやっています。

★光通信系Toppaの代理店などが、NTTやイー・モバイルの名を語って
　「アナログ回線を使うADSLが終了しました｝
　「光回線より安くて、100Mのイーモバイルをおすすめしています」
　等で勧誘している模様だが、これは気付いた時点でどう解約するかが難しい。

★LTEに機種交換した場合
　また、イーモバイルの機種交換は、その時点から2年契約を更新です。
　75M出ると期待したのに、まともな速度出ないものを騙されて購入したわけです。

これを根拠に
「消費者庁にも相談する」と言ってみてください。
ダメなら、国民生活センターへ相談しましょう。


一方の、WiMAXは、
2013年秋に「WiMAX 2＋」規格を採用し、最大165MbpsのWiMAX2.1を予定
新しいWiMAX Forumの仕様（WiMAX Release 2.1）で、
海外やソフトバンク４Gが採用したTD-LTEと従来のWiMAXの上位互換規格
新規獲得する帯域幅は20MＨｚなので、1ch分？
普通に考えると、最大165Mbpsは、15MHZの帯域でいけそうだが。
料金体系は、おそらく、30GB以上は従量制みたいになると思われます。

※過去記事：　モバイルルーター　WiMAX、イーモバイルLTE、ソフトバンク４Gを比較






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